どもジュニ(@jr_6)です。
読みました。
あらすじ
エンタメ企業ソニカのオンラインゲーム顧客データから個人情報が盗まれ、ネットで公開されてしまう。犯人はツイッターで犯行声明を出し、忽然と姿を消した。調査を以来された82歳のセキュリティ・コンサルタント、吹鳴寺籐子が、「社内」のネットワークを走査すると・・・
「アンチウイルスソフトを買わせ金を奪う詐欺」「顧客データが暗号化される悲劇」等々、いま会社員が直面する危機と解決法を描き出したIT連作ミステリ。
御社のデータが流出しています 裏表紙より
感想 ※ネタバレしたらすいません
82歳のセキュリティコンサルタント・吹鳴寺籐子がデータ流出事件を解決していく物語。計4話が収録されています。
まず、主人公であるセキュリティコンサルタントの吹鳴寺籐子の年齢にびっくりさせられます。82歳でIT業界でバリバリやってるなんてかっこよすぎます。自分もいずれかはフリーランスで仕事をこなせるようになって、息が長い技術者になりたいもんです。(今は技術者と呼べるほどの技術力はありませんけど・・・)
一田和樹さんの作品はいくつか読んでいますが、この作品はいままで読んだ作品のようにヒリヒリするサイバー戦ではなく、会社のデータ流出という明日は我が身という内容です。吹鳴寺籐子のキャラクターのせいかほっこり気楽に読み進めれました。
続編が出たら、是非読みたいですね。
ではでは。